ミミルのメモ帳

オタクJDの自己満足ブログ。日記、備忘録、趣味のはなし。

変わりたい人と変わりたくない人【2021/10/02】

今日は朝からダラダラしていた。一応課題をクリアしたが。

こんな日があってもいいのかもしれない。

 

 

私の夢は、人気者になることだ。

なぜそう思っているのかはわからない。本当に稚拙で寂しい夢だと思うのだが、一応目標ではある。

しかし、人気者になりたいとは思うものの、私に足りないものがあるのだ──人気者になる覚悟である。

 

私は俗に言う豆腐メンタルである。

ちょっとの暴言で傷つくし、かなり引きずってしまう。煽り耐性ゼロである。

「誰もが愛する人気者」というものは存在しない。熱狂的なファンがいれば、散々に貶すアンチもいる。このアンチにどう対応するか、これがネックとなる。

 

今日はネットの海を漂っていたのだが、「昔の○○の方が良かった」論争の渦中に飲み込まれてしまった。

これはよくある争いで、「昔に戻りたい」派と「今のまま突き抜けて」派でよく血まみれの戦いが繰り広げられる。結構難しい話題だ。どちらの意見もわかる。

特に人気者の場合、小規模でやっていたことをそのまま大規模で行うことは極端に少ない。それは当然のことだ。大衆の目に晒せないことは小規模でやるしかないのだから。

 

ここで、私が昔好きだったYouTuberの話を挙げたい。

彼女は美少女キャラクターとあらゆる方向に喧嘩を売るスタンスがウケ、ファン数を着実に伸ばしていた。

そこに現れたのがVTuberの波。彼女はVTuberの世界に踏み込むことを決意し、大成したのだ。VTuber界隈では五指に入るレベルまでになった。

現在は、当然ながら昔のようなスタンスの動画は見られなくなった。そのほとんどは削除され、現在はVTuberとしての当たり障りのない彼女しか見られなくなってしまった。

私はVTuberにあまり興味がないので、方向転換以降彼女の動画を見ることはなくなってしまった。でも、決して貶したりはしない。彼女が悩みに悩んで選んだ変化であることを知っているから。

VTuberになる前、彼女はひとつの動画を投稿した。それは新規プロジェクト始動の告知だった。告知の中で彼女は言った──「今までとは全く違うことをやります。『今までのがいい』と言う人も出てくるかもしれません。でも、できれば、応援してもらえると嬉しいです」と。

この場合、たしかに私は「今のままでいてほしい」という立場だった。しかし彼女は、この選択によって夢を叶えることができた。それは非常に喜ばしいことだと思う。……もう見ることはないと思うが。

 

「変化」は重要な要素だと思う。

経営学でも変化しない人間や組織は落ちぶれていく傾向にあると学んだ。

もちろん変化することで悪い方向に行くかもしれないが、その時はまた別の方向に進めばいい。今のままでいい、と思うのは慢心だ。

というかそもそも、人に「今のままでいてくれ」と言う方がおかしいだろう。もしそのように言われたら、私なら馬鹿にされているとしか思えないだろう。

 

変化。それによって人類は成長してきた。「前のままがいい」と思うことは、その成長をストップさせる行為だ。前のままだといずれ飽きる日が来る。まずは変化を受け入れて見ることが重要だろう。

それでもダメなら、無言で去ればいい。それに費やすだけの価値がないと判断したなら、つべこべ言わずに去るべきだ。言う時間が最高に無駄だ。

 

この前読んだ本に、このようなことが書かれていた。「人に貶されてうまくいくことはない。本当に応援する気があるなら、ちゃんと応援するべきだ」と。

「他人の変化を受け入れられる人は、自身も変わろうと励める人」だとも思う。 その変化が受け入れ難いとしても、それでも応援できる人になりたいものだ。