股ぐらが痒い・前編【2020/07/27】
暫くまいにち日記が途切れておりました。
その理由をちょっとご報告させていただきます。
内容が内容なので不快感を感じられた方はページを戻ることを推奨いたします。
ここ一年ぐらい、デリケートゾーンが痒かったんです。むしろ内側が痒いです。すんごく痒い。
もしかしたらもっと前から痒かったかもしれません。
最初は時折「痒いな?」と思う程度でした。
ですがここ一ヶ月は本当に痒くて、歩行、睡眠、勉強など生活に支障をきたすレベルでした。
非ステロイド剤のワルツ、フェミニーナ等を購入し使用したのですが、これも効かず。
でもまあ、痒みが引けば大丈夫だったので、「そのうち病院に行こう」程度に思っていたのですが…。
一昨日──つまり7/25ですね。この日の夜、眠れない程の恐ろしい痒さを感じてしまいました。
本当に眠れないんです。夜中にシャワーで熱湯をかけたり、逆に氷で冷やしたり、エタノールの染み込んだペーパータオルを当ててみたり(激痛が走るほど染み込んだのでみなさんは真似しないでください。悪化する恐れがあります)したんですが、どれでも治らない。
これはあかん。
即座に、普段通っている婦人科に予約を入れました。当日は土曜の夜で、病院は日曜お休みなので、月曜の午前に予約ですね。
いつもは日記を寝る前の夜中に書くのですが、痒さのせいで書くことが叶わなかったのです。日曜も病院が休みなので我慢するしかなく、風呂場に籠り、泣き叫びながら患部を掻いていました。本当は悪化するんでしてはいけないんですけど、そうでもしないと耐えられなかったのです。
調べると、陰部の痒みに悩まされる女性は結構多いみたいです。
その大部分が、かぶれによる痒みと、カンジダという細菌による痒みのようです。
ネットの情報によると、「かぶれによる痒みはフェミニーナなどの軟膏で治る」「治らない場合はカンジダや性病の恐れがあるので病院へ」とのことでした。
私の場合、フェミニーナが効かなかったので、自分の病状を見ている限りカンジダかなあと思い、婦人科を受診したわけです。
カンジダは人間の体に元からいる菌、つまり常在菌というもので、体調を崩したりすると異常発生し、痒みを引き起こすのだそうです。あと、膀胱炎を起こすと併発しやすいらしいです。
私は普段から体調を崩しまくりますし、膀胱炎の疑いがあるので、ほぼ100%カンジダだろうと思ったのです。
一応男性経験があり、性病の可能性も捨てきれなかったので、それも気になっていました。
そんなことを考えながら、今日の午前、婦人科で検査を受けてもらいました。
分娩台に初めて乗りました。ぶんべんだいって読むんですね。ぶんえんだいだと思ってました。
下半身裸で乗っかって、中に棒みたいなのを突っ込まれました。
ぐえー、気持ち悪かった。女医だったけど、陰部を見せるのは少し恥ずかしかった。
でも気持ち悪さや恥より何より痒さが上だったので問題なし。
きっとカンジダだろうなぁ。そうに違いない。さっさと薬を出してくれ、痒みに耐えられない…。
そうして検査を終え、結果を聞いたのですが。
その答えは想像とは違いました。
カンジダではなかったのです。
「これは、かぶれですね」
嘘でしょ!?
え、と思ったのですが、先生はこう言うのです。
「外側も、中も、菌もいないし、至って健常でした。病気ではありませんね」
えええーー!!!
信じ難いですが、プロの方がそう仰るということは、そうなのでしょうね…。
先生「とりあえず軟膏を出しておきます。フェミニーナなどは使用されましたか?」
私「はい。効果がありませんでしたけど…」
先生「ではもっと強めの出しておきますね」
フェミニーナ程度では弱かったので、もっと強い薬で痒みを治す。
菌がどうとかいうよりも、もっと単純明快な治療方法となりました。
それでステロイドの軟膏を貰い、ただ今使用しているところです。
使った瞬間は効くんですが、徐々にまた痒くなってきますね。ステロイドの使いすぎはよろしくないそうなので、頑張って我慢するしかないかも。
6日以上の使用は避ける、ということなので、とりあえず治るまで様子を見て、6日経っても治らなかったらまた病院に行こうかと思います。
またその日の辺りに結果報告します。今はただ、治ることを信じるのみです。
とりあえず、この記事で言いたかったのは2つです。
1つ目。
「デリケートゾーンが痒くなったら迷わず婦人科に行け!!」
放置して悪化するとマジで死にたくなるくらい痒くなります。
そこまでいかなくとも、普段から痒いと注意力が散漫になるし、気づかないうちにストレスが溜まります。
分娩台に乗っただの何だの言いましたが、本当に「恥より痒みが勝つ」ので、やせ我慢せず、すぐに病院に行ってください。地獄を見ることになりますよ。
2つ目。
「市販のかゆみ止めが効かなかったからカンジダ、ってわけでもない!!」
カンジダカンジダって書かれてるんで、そうかなって思ってましたが、違うこともあるようです。
カンジダ自体も性病じゃないし、女性の5人に1人は経験済みみたいなので、そんな恥ずかしいことじゃないみたいですけどね。
どうやらカンジダやほかの性病の薬と、かぶれの時の薬は全く正反対のものらしくて、「カンジダなのにステロイド剤」「かぶれなのにカンジダの薬」みたいなことをやってしまうと、病状が悪化するらしいです。
やっぱ、病院に行くのは大事ですね。
以上、報告を終わりたいと思います。
まだちょっと痒いので、ゆっくり日記も再開したいと思います。
課題もやんなきゃだしね。